今年も始まりました、東京国際映画祭。
ゼメキス来日で世間がうわーって騒いでる中、私は土曜日からやっと参戦。
フランス映画を中心に見る予定です。
映画祭の高揚したムードは好きです。
日本公開するかしないか、公開したとしても小さい映画館か…っていうような作品を大スクリーンの環境で見れるのはとても貴重だし。
TOHOシネマズが新宿にできたもんで、六本木に行ったのは久しぶり。
東京タワーが映える青空だったので、思わずパチリ。
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マイオープニング作品は「コスモス」(Cosmos)。
いやー…
あの、なんて感想を述べたらいいのか本当にわからないです。
ぶっ飛んでて。
ジョナサン・ジュネくんが急遽来日。
上映後にQ&Aがありました。
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ジュネくん、10等身はあるんじゃなかろうか…
同じ地球人とは思えないくらいです。
が、このビジュアルが作品の不思議さをより一層増加させるんですよねー。
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「フランスでの公開はこれからですが、恐らくこの作品はフランス人でも理解できないでしょう。
ですが、”理解する”のでなく”体験する”作品ですので、みなさんもご安心くださいね」
と、ジュネくん。
はい、このカオスでモヤモヤした頭の中もそう思えばなんとなくすっきりします。
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サビーヌ・アゼマの怪演を岩○ホール以外の大スクリーンで見れたのは感激。
15年振りにメガホンをとったアンジェイ・ズラウスキ監督は指示するタイプでなく役者に委ねるタイプだそうで、役者同士でどのように演技するか話し合うことも多かったとか。
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この作品もまたパオロ・ブランコがプロデューサー。
(ほんと生涯何作品を作るのこの人…!!)
彼が監督に話を持ちかけたのだそう。
他言語にすら翻訳不可能と言われた原作が、どのような作品になったのでしょうかー。
日本公開難しいかも…(いや、でもレイガダスの「闇のあとの光」ですら公開してるしな…わからん)。
映画祭ではあと2回上映あるので、不思議体験したいかたはどうぞ。
ちなみにジュネくんは舞台を中心に活動していて、今作が映画長編初主演。
「フランスでこの映画が公開したら、僕のことみんなが覚えてくれるといいな」
なんてかわいい発言も。
モデルでもいけるんじゃないかしら。
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そして途中野暮用を済ませて新宿バルト9に移動し、「シム氏の大変な私生活」(La vie très privée de Monsieur Sim)を見る。
マチュー!マチュー!
監督のQ&Aのある回が別の日にあるけど、この日のチケットを買ったのは、マチュー・アマルリックが出るから、いち早く見たかったというミーハーな理由。
マチューは思ったより出演時間長く安心…
いやいや、おもしろかったです。
ジャン=ピエール・パクリの冴えないおっさんっぷりもまた個人的にキュンとしてしまい。
「7月14日の娘」のヴィマラ・ポンスや「カミーユ、恋はふたたび」のヴァンサン・ラコスト君も出演してて、何気にマチュー以外の出演者にもいちいち反応してました。
作品見たら監督のQ&Aも見たくなってしまったので27日の回も買ってしまった…ああ。
そんなわけでマイ映画祭一日目は2本。
まだ見たかったけど、うっかりしてたらチケット完売だったんです。。。